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ナイトショットデジカメ SONY H9 にテレコンつけてみた

今だ現役、赤外線撮影ができるナイトショットデジカメ SONYのサイバーショットH9です。このH9の純正コンバージョンレンズアダプターのフィルター径は74mmという特殊なサイズです。フィルターはもちろん、変換リングもないので市販のフィルターが使えません。


72mm径のIRフィルターを装着

さて、このたび72mm径のフィルターが使えるアダプターを入手できた(といっても随分前から発売されていたようですが)のでさっそく装着してみました。写真のように、72mm径のIR(赤外線)フィルターが装着できました。これで昼間でも赤外線撮影ができるようになります。


せっかくなので、72-55mmのステップダウンアダプターリングと組み合わせて、オリンパスのTCON-17Xをつなげてみました。これで465mm×1.65倍=767mm相当になりました。テレコンつけてやっとHX200Vの810mmに追いついた感じですが、赤外線撮影ができる機種でここまでできれば、まだまだこれからも使えるかな。


アダプターとステップダウンリングの間にIRフィルターをかませてみました。フィルターは前後にネジが切ってあるのでこのような取り付け方ができます。TCON-17Xにネジが切ってあれば良かったのですが、まあ、これはこれで、赤外線フィルターつけていることがわからないので・・・。

42倍ズーム ニコン COOLPIX P510 レビュー



高倍率ズームのニコンクールピクスP510(NIKON COOLPIX P510)を購入です。これぞ野生動物撮影のためのカメラと言っても過言はありません。

まずは簡単な製品特徴を。

なんといっても最大の魅力は42倍の高倍率ズームです。35mmフィルム換算で24mmから1,000mmまで(デジタルズームなら2,000mm)をカバーします。小型のボディで広角から超望遠までこれ1台ですべてをこなすことができます。

高感度撮影については、ISO6400での撮影が可能。さらに「高感度モノクロ」でISO12800の撮影にも対応しています。そのほか、可動液晶やビューファインダーも搭載。ニコンならではのインターバル撮影機能(30秒間隔~)がついているのはうれしいですね。


まだ使いこなすとこまではいっていませんが、とりあえず気づいた点をいくつか。


まず、ズーム性能についてはすばらしいの一言。1,000mm相当の倍率があればかなり遠くからでも対象物に寄ることができます。前機種のP500では手ぶれ補正がイマイチだったようですが、P510からは変更があったようで、望遠端でも日中であれば手持ちでの撮影が可能です。


レンズはフィルター径のネジが切っていないので、フィルターやコンバージョンレンズは使えません。ただし、海外で販売されているフィルターアダプターを装着すれば、67mm径のフィルターやテレコンが使えるようになります(P510にフィルターを取り付ける)。


「高感度モノクロ撮影」モードではISO12800相当の撮影ができます。赤外線も受光するようで、試しにテレビのリモコンを向けたところ、光源が明るく光りました。SONYのH9と比較してみましたが、ナイトショットほどの感度はないようです。


インターバル撮影機能については、30秒間隔からの撮影が可能です。電池の保ちもいいので定点観測にはもってこいです。高倍率・高感度+インターバル撮影の組み合わせで、いろんな用途に使えそうです。


マイナス点もいくつか。気になったのがオートフォーカスの性能。撮影対象によっては上手く機能しないことあり。特に望遠端や暗所でうまくフォーカスしないことがあります。2-3秒フォーカスが迷ったあげく合掌せずといったシーンが頻繁に現れます。

レンズ横のズームレバーボタンをマニュアルフォーカス操作用のボタンとして割り当てることができますが、微調整ができないのがマイナスです。遠方の動体を撮影するのは苦労します。飛んでいる鳥などの撮影は難しいというか無理ですね。

また、リモコンが使えないのも痛いです。超望遠で撮影するときはシャッターを押す動作ですらブレの原因になるので、オプションでもいいのでリモコンが使えるようにしてほしかったです。とりあえず2秒のセルフタイマーで凌いでいますが、この2点が改善されれば文句なしですね。

【関連記事】
ニコン COOLPIX P510にフィルターを取り付ける
http://ponta-diary.blogspot.jp/2012/05/coolpix-p510.html

ニコン COOLPIX P510にテレコンを取り付ける
http://ponta-diary.blogspot.jp/2012/06/coolpix-p510.html

ニコン COOLPIX P510にテレコンを取り付ける【試し取り】
http://ponta-diary.blogspot.jp/2012/06/coolpix-p510_12.html

リモコンでパンチルト操作できるトライポッドヘッド(電動雲台)
http://ponta-diary.blogspot.jp/2012/06/blog-post.html





赤外線撮影用IRフィルター



赤外線撮影の季節がやってきました。

赤外線撮影といえば、ソニーのナイトショットデジカメ、そして富士フィルムのIRフィルターが定番です。ただ、この富士のIRフィルターはゼラチンフィルターで、四角いシート状の商品のため取り扱いがややこしい。とりあえずレンズ保護フィルターの裏に挟み込んで使うのですが、どうも丸くカットするのが面倒です。

ということで、そんな悩みを解消する商品がROWAのIRフィルターです。写真のとおり、52mm径のフィルターがIRフィルターになっているので、普通のフィルターと同じように扱えます。これで赤外線撮影がより身近なものになりました。

ちなみに、当研究所では、サイバーショットH9に49-52mmのステップアップリングを接着剤で貼り付け、その上からこのIRフィルターをセットして使います。これで見た目は普通のデジカメです。

フィルターサイズは25mmから58mmまで揃っています。この夏、赤外線カメラでアートな撮影にチャレンジしたい方はぜひお試しあれ。






携帯回線で映像を送れるナイトビジョンカメラ

こちらはプラネックスからまもなく発売予定の新型ネットワークカメラ。外出先から携帯電話で操作ができるシリーズですが、新機種はナイトビジョン機能を搭載。さらに携帯の3G回線を使えば、単体で画像を送信できます。これなら、夜間、野生動物が出没しそうなところに仕掛けることが可能です。

プラネックスのネットワークカメラといえば、低価格(2万円前後)でパンチルトができ、iPhoneなど携帯からも操作ができるということで、なかなか便利なカメラでしたが、夜間撮影に対応していないのが弱点でした。

今回発売されたCS-WMV043G-NVでは、新たにナイトビジョン機能を追加。7m照射できる赤外線LED9個を搭載し、暗闇でも撮影できる赤外線撮影を可能にしました。

また、新たに3Gモバイル通信端末用のUSBポートも搭載。 携帯回線を利用してインターネットに接続し、遠隔操作ができるようになりました。これで電源さえ取ればどこにでもカメラを設置できるようになりました。12vのバッテリーを用意すればコードレスでネットワークカメラの設置ができます。

従来からの機能としては、パン・チルトに対応し、iPhoneなどから遠隔操作が可能。また、動態検知で静止がを送信するお知らせアラーム機能もついています。ネットワークに接続したパソコンやSDHCカードに動画を保存することもできます。ただし、WI-FI機能は付いていないので、LANで接続する場合は有線のみとなります。

今回の機能追加で、用途が大きく広がりますね。3G回線に対応したことで、電源さえ取れればどこにでもネットワークカメラを設置できるようになりました。携帯経由でパンチルト操作もできるので、見たい角度でカメラを調整することもできます。これでズーム機能がつけば言うことなしですね。

また、夜間撮影に対応したことから、撮影の幅も広がります。深夜の公園に設置し野生動物の生態調査をしたり、浮気調査用に自宅のベッドルームに設置するなんて使い方もありですね。アイデア次第でいろんな使い方ができそうです。





ソニーのナイトショットデジカメ

赤外線撮影機能といえばソニーのナイトショットが有名ですが、スケスケ写真がニュースになってからは対策を講じています。ソニー製のナイトショット機能を搭載したビデオもカメラも、昼間の屋外など明るいところで赤外線撮影機能を使おうとしたら画面が真っ白になって機能しません。

写真のデジカメは「DSC-H9」という07年に海外で発売された機種です。光学式手ぶれ補正の15倍ズームレンズで、HD動画にも対応。可動式液晶を搭載し、ウエストレベルの撮影ポジションもとれる便利なデジカメです。

このH9もナイトショット機能を搭載していますが、対策が講じられているため日中明るい場所での赤外線撮影はできません。また、ナイトショット時は、フルオートモードになるため、シャッター速度やISO感度等を設定することができません。

まず、日中のナイトショット撮影については、富士フィルムから発売されているIRフィルタを使うことで使用可能になります。80番台のフィルタをレンズの大きさにハサミで切って、レンズの縁に両面テープで貼り付ければOKです。これでとりあえず規制解除できます。

そしてオートモードを回避するのが、「半ずらし」と呼ばれる方法です。これは、ナイトショットのオンオフスイッチを中間あたりで固定して、赤外線カットフィルタを外した状態にするものです。こうすれば、マニュアル設定可能なナイトショットを使えるようになります。

半ずらしモード時の画面はカラーになっていますが、フィルタが外れているので赤外線を受光できる状態です。テレビのリモコンを当ててみると、赤外線を受光できている状態が簡単にわかります。オフ時は弱く光る程度ですが、半ずらしの状態では、画面はカラーですがリモコンがピカピカ光っています。

以上2点の対処法で日中でもナイトショットを満喫できるデジカメの完成です。この方法は、ビデオでも使えるみたいですのでお手元にある方はぜひチャレンジしてください。

赤外線カメラ特集

夜間、真っ暗闇な中で動物を撮影するのに便利なのが赤外線撮影機能のついたカメラ。俗にナイトショットなどと呼ばれ、ソニーのビデオカメラやデジカメなどに機能が搭載されている。人の目には見えない赤外線光を使った撮影機能だ。カメラのCCDは赤外線光を感知できるので、赤外線ライトと組み合わせることによって、まっ暗闇でも撮影ができてしまう。ただし、白黒撮影みたいになるけど。

たしか、TRV-9って機種あたりから搭載されたんじゃなかろうか。余談だが、TRV-9に搭載された赤外線撮影機能はスケスケ画像が撮影できるってことで当時世間を騒がせた。真夏の日差しが強い季節は、赤外線も大量に降り注いでいるので、赤外線カメラで撮影するとTシャツや水着など薄手の衣類は透けてしまうのだ。赤外線撮影で乳首やアンダーヘアの透けた写真をアチコチで見たもんだ。あまりの反響で、現在のカメラは昼間の赤外線撮影はできないように対策が施されている。

話が逸れたが、赤外線撮影は夜行動物の撮影には重宝する。カメラ付属のライトは2~3メートルぐらいまでしか赤外線光を照射できない。庭先でタヌキを撮影するぐらいなら付属のライトで大丈夫だが、屋外で使用しようと思えば、別途赤外線ライトを用意することで離れたところからの撮影が可能になる。赤外線ライトは光源は赤く光るので、光に敏感な動物を撮るときは注意が必要だ。

オススメの機材は、ソニーのCX-550V。もちろんナイトショット搭載で、最低被写体照度3luxと、いままでのビデオカメラにはない高感度センサーを搭載しているのが特徴。一般的なビデオカメラが10luxとか。これなら公園の街灯程度の明かるさでも、カラーできれいな撮影ができるぞ。

ちなみに、写真のヤシカのビデオカメラ ヤシカAVD-518HDには、低価格ながら、赤外線撮影機能が搭載されており、フルハイビジョン撮影ができる。SDHCカードに記録できるのもいいが、最大の特徴は、どうやら昼間でも赤外線撮影ができるらしい。ということはスケスケ写真が復活か?