テレコン対決 オリンパス TCON-17X vsパナソニック LTZ10

テレコンバージョンレンズの撮り比べです。オリンパスのTCON-17XとパナソニックのLTZ10TCON-17Xは現在市販されているテレコンでもっとも人気のレンズです。コンパクトで写りもシャープですね。一方、LTZ10FZ10用のテレコンとして発売されたもので、オークションなどで入手可能です。発売時の定価は48,000円とかなりのお値段。しかし、FZ10に装着した場合、F値が変わらないなど、レンズ性能の高さには定評がありました。

TCON-17X(左)とLTZ10

写真左側がTCON-17Xです。実質倍率は1.65倍。右側がLTZ10で、こちらは1.5倍です。LTZ10のほうが若干倍率が低いですが、TCON-17Xの260gに対して、LTZ10は640gと約2.5倍の重さ。実際手にしてみるとかなり重いです・・・。

ワイド端(27mm相当)

さっそく撮影してみましょう。撮影場所は関空のアウトレットモールです。駐車場から近隣の観覧車を撮影してみました。サイバーショットHX200Vにそれぞれのテレコンを装着して、プログラムオートで撮影です。まずはテレコンなしから。広角端です。35mm換算の27mm相当。

テレ端(810mm相当)

望遠端までズームするとこんな感じです。30倍、810mm相当。撮影したゴンドラまでの距離は約300mです。かなり寄れていますが、ゴンドラの中の様子はわからないですね。

デジタルズーム2倍

さらにデジタルズーム2倍で1,620mm相当まで寄ってみました。デジタル2倍までなら画質の劣化はあまり感じません。

TCON-17X

それでは、TCON-17X(実質倍率1.65倍)を装着しての撮影です。デジタルx2の望遠端1,620mmをさらに1.65倍して、、、2,673mm相当になりました。ゴンドラ内まではっきりわかりますね。

LTZ10

同じ条件でLTZ10です。こちらは1.5倍で2,430mm相当。TCON-17Xより気持ちワイドですが、こちらのほうがキリッとしている印象です。比較してみるとよくわかりますが、LTZ10と比べるとTCON-17Xは若干描写が甘いような感じがします。素人目に見てもLTZ10のほうが画質はきれいですね。

それにしても、HX200Vの手振れ補正はすごいですね。写真はすべて手持ち撮影です。なお、LTZ10FZ10専用のテレコンなので、多少の改造が必要です。そのままでは使えませんので、ご注意ください。

【2013/2/9追記】
※STOKからLTZ10専用のアダプターが発売されました。詳細はSTOKブログを参照ください。

【参考記事】
LTZ10とTCON-17Xで撮り比べ
パナソニックのテレコン LTZ-10 改造記(HX200V編)
パナソニックのテレコン LTZ-10 改造記(HX200V編)
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