値段も安いし、面白そうだったのでWi-Fi搭載のビデオカメラ、ビクターエブリオ(Victor Everio)「GZ-EX250」を入手しました。注目すべきはWi-Fi機能です。このあたりを中心に使い勝手をレポートです。
さっそくWi-Fi遠隔操作を試してみましょう。まずは、iPhoneに「Everio sync.」(エブリオ・シンク)というアプリをインストールします。エブリオ専用の無料アプリです。アンドロイドでも同様のアプリがあるようです。
アプリを入れたら、まずはカメラを起動し、Wi-Fiダイレクトモードに切り替え。この後、iPhoneのアプリを立ち上げ、カメラに表示されている数字8桁のパスワードを入力すれば認識します。簡単ですね。下の写真のようにiPhone上にリアルタイムで映像が表示されるようになりました。
とりあえずはこれで離れた場所からでも撮影している映像をチェックしながら、録画の開始/一時停止、静止画撮影、ズーム操作が可能になりました。撮影画像はストリーミング動画ではなく、JPGで送られているようです。Wi-Fi経由のため、若干の遅れはありますが問題ありません。ズーム操作のときのタイムラグが少し気になるぐらい。それにしても撮影中の画面が手元のiPhoneで確認できるのは大きな進歩です。
では、ダイレクトモードでどのくらい離れた場所から操作できるのでしょうか。同じ室内なら問題なく使えます。しかし、隣の部屋から壁越しでとなると電波が不安定で切断されることがあります。障害物には弱いようですね。イメージしていたほど離れた場所からは操作できないようです。ルーターを介して接続したほうが安定して使えるように思います。
ちなみに、GZ-EX250はiPhoneやandroidだけでなく、PCのブラウザからも操作が可能です。試しにデスクトップPCから接続してみましょう。Wi-Fi接続でアクセスポイントに"DIRECT-0aEVERIO"を選択して接続。ブラウザで192.168.1.1とアドレスを指定すると簡単にカメラに接続できました。ブラウザのスクリーンショットはこんな感じ。
PCのほうが画面は見やすいですし、操作も簡単ですね。壁越しに隣の部屋からでも操作できます。iPhoneよりPCのほうが繋がりやすいような気はします。クライアント側のネットワークカードの性能も影響するのでしょうか。
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