iPhoneを車載する【まとめ】

★★★ まとめ ★★★
iPhoneを車載し、テレビ番組を見る方法のまとめ。一通り試してみての感想です。一式揃えて、費用は10,000~15,000円程度でした。地デジになってから頓挫していた車内での録画番組視聴がやっと実現できました。詳しくは各ページをご覧ください。

車載スタンド編
・車載用のスタンドは、がっしりしたものが良し。
・シガーライターから電源をとるタイプはエンジンノイズが入るので注意。
・ダッシュボードの材質によっては吸盤が使えない。
・ドライブレコーダー等に活用するなら取り付けた時のカメラの位置を事前にチェック。
・ケースをつけたままでは使えない製品もある。

ビデオケーブル編
・アップルの認証を受けたものでなければ、接続したとき警告画面がでる。
・コードの取り回しを考えるとビデオケーブルと電源が一体化になったものが良い。
・iPhoneにケース・バンパーを付けていると、ケーブルが繋げない・外れやすい場合もあり。
・ビデオケーブルを繋げれば何でも外部出力できるわけではない。対応アプリのみ。
・録画番組の視聴だけなら音声だけFMトランスミッターで飛ばす方法もあり。

テレビチューナー編 
・今のところI-O DATAの「SEG CLIP」(4,000~5,000円)しか選択肢はない。
・「SEG CLIP」は、自宅のアンテナにも接続できるので便利。
・「SEG CLIP」はキーワード予約機能が搭載されていない。
・バッファローのフルセグチューナー「DT-H70」(11,000~15,000円) にも同様の機能がある。
・フルセグチューナーを持っていないならバッファローがオススメかも。

TV Player編
・iPhoneにワンセグを転送する唯一のアプリ。
・外部出力には対応していないので、ナビの画面に出力できない。
・番組の転送にかかる時間は5分程度(1時間番組の場合)。
・無線LANの設定が手間取るかもしれない(ポート解放が必要な場合あり)。



iPhoneを車載する【TV Player編】


【iPhoneへの転送は簡単】
SEG CLIPで録画したファイルは、「TV Player」という無料アプリを使ってiPhoneへ転送します。自宅にWI-FI環境があれば機器等を追加する必要はありませんが、場合によってはルーターの設定を変更する必要があるのでご注意ください。ちなみに研究所の環境では特にトラブルなく使用できました。

使い方は簡単、アプリインストール後、「TV Player」を起動。WI-FIネットワークが表示されるので、選択すると「SEG CLIP」で録画した番組の一覧が表示されます。選択してダウンロードを開始すれば転送できます。1時間番組で5分もかかりません。

今までは、フルセグで録画した番組をDVDに焼いて、CRPM対応のポータブルDVDで再生していました(カーナビのDVDが対応していないため)が、SEG CLIP+TV Playerのおかげで短時間でできるようになったのは助かります。

【TV Playerの不満点】
とても便利になりましたが、不満がないわけではありません。まず、このアプリ、どうやらビデオ出力に対応していないようで、iPhoneをビデオケーブル経由でカーナビに繋げても映像が出力されません(音声は出る)。今のところはiPhoneの小さな画面で見ていますが、できればナビの画面で見たいですね。。。

再生についても、早送り等の機能がついていないので使いづらいです。CM送りなどのボタンがつけばいいのですが。まあ、無料アプリなので贅沢も言えませんが、有料になってもOKなのでこれら機能を搭載してもらいたいとこです。

多少の不満はありますが、全体的にはご十分合格点。車通勤の時間を有効に使えるようになったので満足しています。

iPhoneを車載する【テレビチューナー編】



【ワンセグチューナー】
研究所のパソコンはフルセグチューナー搭載ですが、iPhone用に新たにワンセグチューナーを購入しました。I-O DATAの「SEG CLIP GV-SC310」で、iPhoneへのダビング機能を搭載しています。録画した番組をWI-FI経由でiPhoneに簡単にダビングできる点です。

ワンセグチューナーでiPhoneへの転送機能がついたものは現状ではこれだけです。フルセグチューナーなら、バッファローの「DT-H70/U2」にもiPhoneへのダビング機能を搭載したものがあります。フルセグチューナーを持っていないならこちらが便利かもしれません。

【SEG CLIPの使用感】
SEG CLIPについては、EPGに対応しており、予約録画も簡単にできます。キーワード予約に対応していないのがマイナス点(ちなみにバッファローの製品はあり)。ピクセラのフルセグチューナーと平行して使っていますが、特に不具合等はありません。

付属のロッドアンテナは、室内での受信は厳しいですが、別途、外部アンテナ(3m)も付属していますし、F型コネクタ変換ケーブル(付属)を使えば家のアンテナに直接繋げることもできます。

録画した番組の画質については、ワンセグなのでお世辞にも良いとは言えません。字幕など細かい部分は潰れてしまいますが、iPhoneやカーナビで視聴する分には問題ないでしょう。 想像していたよりはキレイに録画できているという印象です。

iPhoneを車載する【ビデオケーブル編】



ビデオケーブルの種類
続いて、iPhoneをカーナビに接続します。音声のみ出力ならFMトランスミッターを使うのが手っ取り早いですが、せっかくならカーナビの画面に映像を出力したい。ということで、ビデオケーブルで接続です。ケーブルは何種類か発売されていますが、選んだの購入したのはLogitecのケーブルLogitecのビデオケーブル

Logitecのケーブルはアップルの正式ライセンスを受けているので、トラブルに見舞われる可能性が少ないということで選びました。ちなみにライセンスを受けていない安価な製品もありますが、そちらはiPhone接続時に対応品ではありませんと警告が出るようです。使えることは使えるみたいですが。

ちなみに、Logitecのビデオケーブルには、シガーチャージャー付きの「 LHC-RCI01」と、mini-USBから電源をとる「LHC-RUI01」が発売されています。コードの取り回しなど考えてシガーチャージャーなしのタイプを買いましたが、これだとiPhoneから出るコードが2本になってしまうので、シガーチャージャー付きほうが便利そうです。

外部出力について注意する点
接続は、カーナビのAV入力端子に、赤白黄3種類のコードを繋げればOK。ナビで外部入力を選べば、iPhoneからの映像・音声を出力できます。出力できますと書きましたが、映像についてはiPhoneの画面がそのまま出力されるわけではないので要注意。アプリが映像出力に対応しないと音声だけの出力になります。

具体的には、ipodのビデオやyoutubeは問題なく出力します。しかし、録画したテレビ番組を再生するための「TVPlayer」というソフトは映像出力に対応していないようです。音声のみ出力でした。これは残念。まあ、ケーブルではなく、アプリ側の問題ということで今のところは対応策がみつかりません。テレビ番組の再生メインで使おうと考えている方は気をつけてください。

iPhoneを車載する【車載スタンド編】



iPhoneを車の中で使う方法のまとめ。PCで録画したテレビ番組やDVDを車の中で視聴することを目的としています(助手席の人が)。テレビ番組やDVDをiPhoneに転送して、カーナビに出力する方法です。iPhoneのナビ化やドライブレコーダー化にも応用できます。検討中の方は参考にしてください。

準備ですが、必要なものは、iPhone、パソコン、カーナビ、iPhoneスタンド、AV出力ケーブル、ワンセグチューナーあたりです。当研究所では、iPhone4を使っています。カーナビは外部入力に対応しているもの。ちなみにナビは、パナソニックのストラーダで、5年以上前に購入したアナログチューナーのやつタイプです。AV入力用に助手席足下までケーブルを引いてもらってます。ここに繋げる計画。

スタンドの種類
iPhoneスタンドですが、車に合わせた使いやすいのを探してください。①シガープラグに挿すタイプスタンド単独のタイプ-に大きく分けることができます。

シガープラグに挿す形式のタイプは、コード類がスッキリします。ただし、設置場所を選びますし、安物の機器では電源部からノイズが入ってくるので注意。音楽やビデオ再生中にエンジン音にあわせて「ブーーン」って感じで雑音がします。当研究所では、スタンド単独のタイプに、ノイズ対策した電源を合わせることを勧めます。

スタンドの設置場所
設置については、iPhoneの画面がけっこう小さめなので、見やすくて操作しやすいとなると取り付け場所が限られます。ダッシュボードの上かフロントガラス。フロントガラスはコードの取り回しが面倒&運転に支障を来しそうなので、ダッシュボード上のメーター横に設置です。

スタンドは何種類か試してみましたが、最終的に落ち着いたのは、ケンジントンのスタンド。角度調節ができて、画面もタテヨコに回転します。しっかり固定できる点が気に入っています。 クネクネしたスタンドは便利そうですが、走行中振動で画面が見にくかったり、操作したときに本体が動いたりするので要注意。

ちなみに、吸盤タイプのものは、ダッシュボードの材質や形状によっては取り付けできません。別途、吸着板を両面テープで貼り付けて取り付ける形になります。また、iPhoneにカバーやバンパーをつけていると使えない スタンドもあるので気をつけましょう。

iPhoneでシャッター音を消す方法その2



iPhoneでシャッター音を消すアプリを探していたら面白いのを見つけたので紹介。「icrash recorder」。iPhoneで一定の音量と振動が感知された時、自動で写真を撮影するアプリです。

このアプリ、その名のとおり防犯用のものですが、いろいろと遊べます。まずは、基本的な機能ですが、アプリを起動した状態で、iPhoneが揺れたり、一定の音量を捕らえたときに、連続16枚の写真を撮影します。写真の解像度は、320*400とイマイチですが、シャッター音はなし。

おもしろいのが、撮った写真を自動でメール送信する機能が付いてるとこ。振動(音声)検知→写真撮影→メール送信の流れです。電波の繋がるとこならどこでも仕掛けられます。カメラ部分だけを出しておけば動物に気づかれることもないでしょう。

もう少し解像度を上げたり、ムービー撮影ができるようになれば、かなり使えるアプリに化けると思います。ちなみに有料アプリで230円。